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人形作家・井桁裕子さんの個展です。
井桁さんのお人形は、病院や無菌室というイメージがあります。うつくしい奇形の標本。感情の読みとれない、球体関節人形としては珍しいタイプだと思うのです。 今回の個展の会場はとても小さなギャラリー。黒い幕で全面を覆い、右手にアップライトのピアノを置いてその上には大人びた表情の少女人形が座っていました。ピアノの譜面台には彼女が出演したと思しきフィルムのチラシ。中央には舞踏家をモデルにした人形が天井から下がっていました。上半身と片腕だけの大きな人形です。真っ白い肌と髪、皺の刻まれた顔は老人のようですが、双眼としぼられた身体に老いはない。踊る者特有の無駄のない身体です。 舞踏家人形を囲むように小品がならんでいました。片耳が翼になった、小さい素朴な胸像がいくつもあります。足や指をモチーフにし、変形させた臓器のようなオブジェ。腰の接続をはずされた少女人形と、頭骸の割れた人形。 22日は舞踏家と舞踏家人形との共演もみられるとのこと。平日でなければ行きたかった…。 ---- sent from W-ZERO3 * コメント *
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