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よくお考え、と言われた気がした。あたしたちは鷹でも梟でもない。林檎の木の枝で囀る小鳥だよ。 (「猟犬」) ジェルジュなら、不調法をさらけ出すべく作り出された距離に怯んだりはしないだろう。あれはこういう用途のために育てられた男、やんごとない方々の前に平然と罷り出て、しかも無礼のないよう育てられた男だ。 (「雲雀」) 『天使』の前日譚と後日譚が収録された中編集。「花嫁」以外は『天使』を読んでいないとわからないかも。 佐藤亜紀さんの小説は、いち本読みとしてとても楽しんで読むのですが、『天使』と『雲雀』はぶっちゃけOTAKU心までもを刺激されます…! ジェルジュがかっこよすぎるんだものー!! 美貌で不遜でただひとりの養い親に忠実で(従順という意味ではない)強力な異能者で一人称は「僕」で…条件そろいすぎなんですよ! 諜報員として歴史の裏舞台で活躍し、大公のお姫さまとのロマンスもある。これが燃え上がらずにいられようか! 中村明日美子さんあたりにジェルジュのイメージ画を描いてみてもらいたいなあ…(夢みがち★) オタッコなので日々の栄養補給はアニメと漫画なわけですが、4月のエネルギー源はグレンで今月はおお振りとリボーンです。
アニメ版の叶はやばいよ! かのにゃーん! 愛らしすぎるあの子!! 三星戦スタート前にフォークお披露目する時の得意げな顔といったら……しかもボール握ってにゃんってしてた…! それと原作では好みじゃなかったのでスルーしてた織田が、キャストのせいでときめきキャラになってしまいました。ちょ、このタイミングで福山ヴォイスは卑怯だってば! しかもかのにゃんと絡む絡む。 それにしてもひぐちさんのセリフは、文字で読むより耳から入る方が衝撃が大きいですね。改めてびっくりする。特に阿部…。 リボーンはOPを録画してリピートしまくり。今週末が楽しみでしょうがない。 グレンは展開がかなりディープで不用意に見返せなくなりました。面白いけど。 あとキスダムは視聴リストから削除。今期の合い言葉は「でもキスダムよりマシ」だそうです。まったくだ。 地上波に降りた彩雲国も楽しいです。ちょっと原作読みたくなっちゃうなあ。 ---- sent from W-ZERO3
「殿方ならどなたでも耳と尻尾くらいはお持ちですわ。よくご覧なさい、鬘の脇でぴんと耳を立てたり、上着の下で苛々と尻尾を動かしたり、こっそり牙を覗かせて唸ったり、袖口から覗いた爪を隠したりなさるから」 (「モンティニーの狼男爵」) 革命直前のフランスを舞台にした、田舎領主・モンティニー男爵と尼僧院で育ったドニーズの恋物語。もっとも派手で栄華を極めた時代でありながら、決して美男でも美女でもないふたりが田舎町で繰り広げる真剣な恋の物語は、この上なく贅沢なお伽話です。 佐藤亜紀さんの小説を読むと、いつも映像化したらどれほどかっこいいだろうと思うのですが、色々想像しているうちに絶対に映像にはできないことに気づくのです。佐藤さんの小説には文章表現でしか機能しない仕掛けが必ず隠されていて、それが物語の最大の面白さになっている。映像で見てみたい、でも映像にしたら面白さは半減……読み物としてこれほど贅沢なものはない、といつも感嘆のため息をもらさずにはいられません。 この前の日曜日に、お友達2人と着物を着て旧古河邸の庭園に薔薇を見に行きました。
![]() 木綿の単衣、薄い黄色の麻の半襟、クリーム色の半幅をリボン返しに結んで夏物の帯締めという、ちょっと気の早い夏仕様。中の襦袢も夏物の絽(ポリエステル)で、裾除けの代わりに浴衣の時に使ってる通気性の良いフリル付ステテコを履いています(笑)。足元はレース足袋。 お友達の写真は撮ってないんですが、お母さんの朱色のウールの着物とレース兵児帯で町娘スタイルと、白地に黒と紫でANNA SUI風の柄の入った小紋と黒い水玉の半幅帯の乙女スタイルでふたりとも可愛かったー! ………そして肝心の薔薇の写真は撮っていないというぼんやり。 ![]() 旧古河邸は撮ってきました。住みたい…! 薔薇園お散歩の後はお屋敷の中の喫茶室でお茶とケーキをいただきました。その後表参道に移動して人形屋佐吉をのぞいて、ついでに骨董街ぶらぶら。着物ショップTokyo135°ものぞいてルービックキューブ柄の半襟にメロメロ。お給料出たら買っちゃおうかな! この間、以前途中まで読んでた『いでじゅう!』を最後まで読んだんですけど、すんごく良いねあれ! 泣くわ!
最初の方を読んでた頃には、ああいう着地をするとはまさか思っていませんでした。後半の恋のあれこれが初々しく甘酸っぱく、でも切実でとても可愛かった。みんなみんな可愛かった!! 後半、女の子たちがほんとに良くて。ちゃんと自分で考えて気持ちに気づく桃里ちゃんだとかそっと傷ついてそっと立ち上がる中山ちゃんだとか。その中山ちゃんを気遣う皮村もすごく良かったなあ。 私は帯ギュ!も大好きなんですが、帯ギュ!が好きだという一心であんなに良い漫画を描いたモリさんは素晴らしいなと思います。次の作品、待ってます。 それとリボーンも。4巻くらいまでしか読んだことなかったんだけど、最近アニメ版のOPがやたら可愛いので(本編との差がすげーよJAROに電話したくなる)原作はどうなっちゃったのかと気になって続き読んでみたらだいぶ変わったのね。すごくジャンプ的。でもそういうの結局好きなのよね(笑)。 ヒバリさんと骸ちゃんとバジル君とベルフェゴールが好きです。かんわいいなあ〜ニヤニヤ! ヒバリさんとディーノの修行なんてもうやばかった、ちょうかわいかった! どのアングルから見ても可愛い!みたいな(笑)。あと12巻の獄寺。なんですかあの色気はも〜えろす! 早くアニメ版もボンゴレリング争奪戦まですすまないかしら! 土曜日6時半に教育テレビでやってる電脳コイルが面白いです。マッドハウスの2大巨頭が参加してるとか、スタッフがとっても贅沢らしい。でも確かに素晴らしい映像です。お話も、近未来の子供たちの電脳冒険話になるのかな? NHKアニメとはかくあるべき! チャングムだのエミリーだのつくってる場合じゃないんだよ! 今さらですがGWの話。
カレンダー通りの連休の間何をしていたかというと、幼なじみ2人と東京タワーの近くのホテルのレディースプランに行ってきました。広いツインのお部屋で(私はエキストラベッドでしたが笑)、広いバスタブとガラス張りのシャワーブース! ボディソープを投入してバブルバスにして長風呂したり、ボーリングしに行って1ゲーム3人合わせてようやく100点越えという驚異的な数字を叩き出したり(下手にも程がある!)、フェイシャルエステでうたた寝したりプロの力にびっくりしたり(顔の大きさ変わるよ!)していました。1回やってみたかったレディースプラン。楽しかった〜。 それ以外は借りてきたスパイダーマンとスティッチ!ザ・ムービーとギャグマンガ日和上巻のDVDを観たりしていました。ギャグマンガ日和……太子と妹子がオクサレ的に楽しかったりしました…くそ…。あのOPはまわる。危険。 ---- sent from W-ZERO3
その夜のうちにくじ引きで、私はメルヒオールを、彼はバルタザールを名乗ることに決め、そうして私たちは世間の圧倒的な無理解という茨の道を歩き出した。 (『バルタザールの遍歴』新潮文庫 1994.12.) 佐藤亜紀さんのデビュー作。オーストリアの若き公爵である、ひとつの体を共有する双子・メルヒオールとバルタザールの半生と、20世紀半ばの欧州の歴史の物語です。これは近代史の歴史小説であり恋愛小説であり幻想小説でもある。しかもどのジャンルにおいても半端なところがまったくありません。驚くべき密度! 文章は無駄がなく、日本人離れした表現のためにしばしば翻訳ものを読んでいるような気分になります。一人称で書かれているのですが、それ以外では絶対に表現できない物語なのです。これが投稿作でありデビュー作というのだから……背筋が寒くなりますね…。 現在では文春文庫で手に入りますが、私が読んだのは新潮文庫の初版。高校生の時に初めて手に取ったのですが、読みかけては何度も挫折し(…………)、この歳になってようやく読破することができました。当時は気づかなかったんですけど、解説が矢川澄子さんだったんですね。文春では違ったりするのか? 今度確かめてみよう。 矢川さんの解説通り、この上なく“贅沢な物語”です。 すみません…寝ました…。
正直なところ冒頭から止め絵満載でいくらかテンションが下がってしまいまして。ある程度、止め絵映してセリフでつなぐのはアリだと思うけど、それって緊張感必要だし何よりもこれ劇場版でしょ? 技術の見せ所ではないですか! 鉄人のアクションシーンに人材を割いたとしても、テレビアニメでもがっかりしちゃうくらいの止め絵連発はいかがなものか。顔映ってしゃべってんなら口動かそうよ。 鉄人は期待通りかっこよくてプリティーでしたが、テレビシリーズ1話の包帯をなびかせてる画以上のインパクトはなく、なんとなく不完全燃焼(1話の鉄人はほんとかっこよかった…惚れる!って思うくらいかっこよかったんです!)。財団側のロボは間抜けで可愛かったです。特にちっさいのわらわら出てくるやつ。ちっさいの振り払う鉄人もプリティー。 お話も既存のパターンを組み合わせたというような印象。それはそれで構わないんだけど、息を呑むような画もはっとするようなセリフもないのは残念です。最終的に自己犠牲に終結してしまうしねえ。 あ、あとショタコン談義はほんと冷めました…あれやんない方が良かったよ、まさしくショタ当事者は顔から火が出る思いです。でもショタだけど正太郎くんは好みではないの。だってむちむち健康的すぎるんだもの。なんだこの矛盾。ついでにいうならショタなお姉さまは「かっこいい」ではなく「可愛い」と言うと思います。 ウェンツ鬼太郎可愛かったです。欲をいえばもっと唐変木でいてほしかったがまあ良いでしょう。
何よりも素晴らしかったのはねずみ男でした。期待通りっていうか期待以上っていうか洋さんハマりすぎですよ! あの人本当にねずみ男なんじゃないの(笑)? 猫娘も可愛かったなー。麗奈ちゃんは足が細くてよろしい。超ミニの赤いワンピの下に黒いフリルのパニエっぽいのが仕込んであったのが良いです。 他にも輪入道も良かったし、橋本さとしさんのものすごい胡散臭い九尾も良かったのですが、妖怪映画としては『妖怪大戦争』の方が楽しかったかも。完全にお祭り状態だったもんね。鬼太郎は人間側の“泣き”が入るのが興ざめでした。 いやーだってあのガキむかつくでしょう! 状況みろばか!って思っちゃったもの。ガキだからって許されると思うなガキ。鬼太郎は一発脅してでも白状させるべきだったと思うのよ。よってたかってガキを甘やかしてちゃだめだよー。父ちゃんも父ちゃんでもっとがんばれよと。あのまんま魅入られてラスボスになるくらいの気概は見せてくれと。そんで映画ラスト後、ちゃんと償えよと(記憶あるにしろないにしろやったことは事実)。 そんな感じだったので“泣き”の場面は全然可哀想じゃなかったです。 でも大爆笑しつつ本気ですすり泣いてた観客多数だったので、制作側は本望でしょう。 妖怪クラブのバンドのメンバーは不勉強故名前を見てもわからなかったのですが、あれPOLYSICSだったりしたらもっとおかしくて面白かったんじゃないかなあと贅沢をいってみる。 |
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