見かけ倒しのただのオサレ映画か面白いか、6:4くらいの割合かな〜なんて思って観に行きました。いやいや、これがなかなか拾いモノだったんです!
幼い美しい少女たち、森の中の寮、学校、かつては美しい少女であっただろう女教師…とお膳立ては完璧。少女たちが画面にあらわれるたびにどんな惨劇が繰り広げられるのかとドキドキして固唾を飲んで見守るんですが、だーれも『エコール』がホラーだなんて言ってないんですよね(笑)。あまりにもロケーション・シチュエーションがそろいすぎているために、観客は自分の想像し得る限りの恐ろしい展開を予想してしまいます。でもそんなことは起こらない。決定的な場面はひとつもないんです。しかし観客に示されないだけで、もしかしたら……という余白はあるんですよ〜。怖!
少女たちがほんとに可愛かったのも満足でした。特にメインキャラクターのイリスとビアンカ! ビアンカはまさに私の理想のお人形でしたよ…! 顔立ちもスタイルも! イリスはちょっと東洋的な顔立ちで、キツキツのお下げがとても可愛かったです。
物語も撮り方も、あらゆる意味でギリギリな作品だなと思います。とても危うい均衡の上に成り立っている。その危うさこそが少女性でありINNOCENCE(原題)であるのだと思います。……って思うと拾いモノどころか結構な佳作だわ。この監督が以前撮った『ミミ』という中編が観たいです。
帰りに、同じ
『ミネハハ』を原作にしたホラー映画
『サスペリア』を借りて観比べてみるか!と思いましたが、パッケージみただけで恐怖に震えたのでやめました…。