昨日京橋のフィルムセンターにて、成瀬巳喜男監督の『流れる』の上映がありました。原作を読んで「ぜひ映像で観たい!」と思っていたので喜々として観に行きました。
台詞やお話の流れは原作に忠実。ラストはちょっと違います。私は原作のラストがとても好きなのでちょっと拍子抜けだったな。
もちろん私の目的といったら美しい女優さんたちと美しい着物! 意外と着物のシーンは少なかった。夏の物語で、普段着の浴衣姿が多かったです。大柄から密な柄まで、たくさんの種類の浴衣。モノクロなので何色かは定かではないけれど、たぶんすべて藍と白のはず! かっこいいです。梨花さんも着物じゃなくて洋服で働いているのには驚きました。というより残念だった。着物を着ているのは最初の目通りの時だけでした。
途中寝てしまったけど(笑)そこそこ楽しく観られました。好きなシーンはだいたい削られていたり変わっていたりしましたが。梨花さんがコロッケを買う時に「お手間ですけど」と言って新たに揚げてもらうところとか好きだったんですけどね。
原作は文章の力でぴりっとした緊張感があってとてもかっこいいのですが、映画はわりとほのぼの?しているような。観客がくすくす笑ってしまうような場面もあり、ずいぶん印象が違うものだなーと思いました。